暇すぎるシール貼りの仕事体験談

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私は派遣会社を通して、とびきり暇な派遣の仕事を経験したことがあります。それは、入荷場でコンテナから入荷される商品の数を数える仕事でした。
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ただ、派遣先の入荷場に行ってみると、既に商品数のカウントは終わっていて、種類別にまとめられた商品がズラリと並んでいました。
では何をしたらいいのかということですが、まとめられた商品の一番上にシールを貼っていってほしいとのこと。「えーそれだけ?」と正直思いましたが、指示されたままに作業にとりかかりました。
シールを貼ること以外は、ただじっと立っているだけの簡単すぎる仕事。実際にやってみると、楽な仕事という域を超えていて、本当に退屈で暇すぎました。
私はそのアルバイトをするまでに、同じ派遣会社を通していろいろな仕事場に派遣されましたが、本当に忙しくて動き回る派遣先がほとんどでした。それだけに、そのシールを貼るだけというその仕事内容はあまりに簡単すぎて余計にギャップを感じました。派遣会社の人からは、赤のマジックとカッターが仕事に必要だと伝えられていたので用意してのぞんんだのですが、そういったものも一切必要ありませんでした。何せ、シールを貼っていくだけですから・・。
その派遣のアルバイトの勤務時間は9~17時となっていました。ただ・・シールを貼っていくだけなので、楽といえば楽な仕事なのですが、次第に憂鬱になってきました。というのは、屋外での作業でありおまけにじっと立っているだけなので、だんだん寒さが身にしみてきたからです。また、本当にすることがなくて退屈だったため、時間の経過も異様に遅く感じそれも苦痛になってきたのです。
このように仕事がほとんどない暇な状態になるならば、派遣会社はどうしてもっと忙しい派遣先に配置してくれなかったのだろう?と思ったほどです。とにかく寒さと退屈さでストレスが増大して、心身ともに疲労がピークに達しました。なんとかその暇すぎる時間が経過してようやく昼休みに突入。ただ、午後からもまたあの寒い場所で立ちっぱなしで、退屈で暇な思いをしなければならないのかと思うと、昼休みの間も本当に憂鬱でした。
昼休みが終わってしまい、午後からの作業に入りました。午後になっても、午前中と状況は変わることなく、同じようにシールを貼ること以外はずっと立ちっぱなしでした。夕方の5時まで本当に無事過ごすことができるのだろうか?という心配も大いによぎってきました。そして午後3時になり、他の人たちの作業の手が止まったので小休憩かと思いましたが、荷物がもうないので作業は終わりだと言われました。
本来午後5時で終わるはずのところが午後3時に終了。2時間分の時間給が少なくなるというのは残念でしたが、むしろ寒さと退屈さのストレスから解放されたことのうれしさの方が勝りました。やはり仕事というものは、体力を消耗しても忙しい方がやりがいがあり、時間の経過が早く感じるものだと、この派遣先の仕事を通して実感しました。
                        (暇すぎる派遣の仕事の体験談 50代女性)

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