私が今まで行ってきたアルバイトの中で、一番「暇で楽だったアルバイト」といえば、公演の受付をする仕事のことを思い出します。映画試写会や舞台、コンサートなどの公演があるときのみ仕事があり、来場されるお客様の受付をするというものでした。
この公演受付のアルバイトの何が「暇で楽」だったかというと、その簡単な仕事内容はもちろんのこと、休憩時間が長かったという点です。
アルバイトの仕事内容をもう少し具体的に説明すると、まず受付でお客さんに渡すチラシの折り込み&チケット切りを行い、公演後にお客さんを送り出すというものでした。公演といっても何万人も入る会場ではなく、何百人規模の小さいホールなので、チラシの折り込みをするといっても数がしれています。しかもアルバイトの人数は受付の場所だけでいつも4人も配置されていたので、開場時間の1時間くらい前に集まり、みんなでワイワイお喋りしながらでも30分もあればチラシの準備は終わってしまっていました。
チラシの折り込み作業が終わったあと何をするかというと、開場時間までしばらく休憩です。しかもお茶付きで。
そして、開場時間になるとみんなで受付にスタンバイして、ひたすら入場してくるお客さんのチケットをピリピリ切っていきます。こちらもとても単純で楽な作業です。
お客さんが入場される時間もだいたい30分ほどのもの。いざイベントが開演したら、人の出入りはぴたっとなくなります。では、イベント開演時間~終演時間まで私たちは何をするかというと、そう「休憩」です。しかも今度は弁当付きの休憩です。公演は色々な種類がありますが、だいたいどんな公演も時間は2時間から3時間ほどでした。その間私たちは休憩室でお弁当を食べながら、ただただおしゃべりをして楽しい時間を過ごしていたのでした。
イベントが終れば、お客さんがそろぞろ会場から出てくるので、私たちはお客さんのお見送りをします。お見送りといっても、ただ通路に立ち「ありがとうございました」と頭を下げるだけです。その時間も長くて30分くらいでしょうか。以上が、このアルバイトの仕事の全てです。
拘束時間こそ5時間ですが、実働時間は1時間半ほどだったでしょうか。休憩が3時間以上あってお茶・お弁当付き。これだけ楽な仕事なのに日給はなんと4500円もいただいていました。
このイベント受付のアルバイトは大学時代によくやっていたアルバイトですが、ファミレスやコンビニで忙しくアルバイトしている友達と比べると本当に申し訳ないくらい楽でおいしいアルバイトでした。今現在は私は主婦となり育児中のためこのアルバイトはしていないのですが、子供がもう少し大きくなれば、またやらせてもらえるならぜひと思っています。
(楽なアルバイトの体験談 30代女性)
イベント公演受付バイトは楽でおいしすぎる
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