選挙出口調査バイト体験記: 派遣会社を通じて見た民主主義の現場(大学生 男性)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 

序章: 出口調査バイトへの道

私の夏休みは、派遣会社が提供する「選挙出口調査バイト」に応募することから始まりました。その派遣会社で選挙の出口調査バイトというものを体験したので、実体験をふまえて以下記します。

スポンサーリンク

セクション1: 派遣会社との最初の接触 – 応募から面接まで

  • 応募動機とプロセス: 私は大学では法学部で政治学を専攻していて、もともと、選挙というものに関心がありました。大学の講義やゼミで机上で学ぶだけではなくて、現場を知りたいともともと思っていたのが応募のきっかけでした。オンラインで見つけた「選挙出口調査バイト」という職種に興味を持ち、派遣会社に連絡。登録会に行くことになりました。
  • 研修: 選挙の出口調査バイトは、投票を終えた市民に対して、アンケートを依頼し回答いただくといものです。事前に派遣会社と報道局が主催する3時間ほどの研修がありました。マニュアルや当日の持ち物(腕章、タブレットほか)を受け取り、当日の仕事内容について学びました。また、その後、各自、担当する投票所に下見に行きどのスポットで出口調査をおこなうかなどを確認しました。説明会に参加されているのは、私と同じような大学生だけではなく、70代くらいのご年配の方のたくさんいらっしゃって、とても年齢層が幅広いなと感じたのを覚えています。男女比は半々くらいでやや男性のほうが多い印象でした。

セクション2: 実践!選挙出口調査の一日

  • 投票所での準備: 投票日の早朝、投票所に向かいました。選管の人に挨拶をして当日の指示をあおぎ、あとは、研修で学んだ通りに腕章をつけたりタブレットの電源を入れたりして調査の準備をおこないました。
  • 出口調査の現場体験: 選挙の出口調査は、投票を終えた市民に対して、アンケートへの協力を依頼する仕事です。誰に投票したか、支持している政党はどこかなど、10個ほどの質問にタブレットで回答してもらいます。そのデータはオンラインで報道局に送られて集計されて、開票速報が完成します。投票所から出てきた市民にお声がけして、協力OKの方にタブレットを渡してアンケートに回答いただく。それを延々と繰り返す作業です。とても単調な仕事内容ではありますが、多様な意見を聞くことで民主主義のダイナミズムを実感できたように思います。
  • 勤務時間や時給など:私はある市長選挙でこの選挙出口調査バイトを経験したのですが、勤務時間は8時〜18時でした。そのうち1時間の昼休みがありました。時給は1300円で別途交通費支給と、なかなか割が良いなと感じたことを覚えています。なお、仕事中は基本的に投票所の外で立ちっぱなしなので、その点、一定の忍耐力と体力は必要かと思います。ただ、私の場合、全体として暇で楽なバイトだと感じました。なぜなら、私が調査をおこなった投票所は市の郊外で午前中の数時間を除いて、市民の方が少なかったからです。とはいえ、話によると、とても忙しい投票所もあるので仕事の楽さについては現場によりけりだと思います。

セクション3: 出口調査から得た教訓とインサイト

  • 民主主義の多様性への理解: 選挙出口調査を通して、さまざまな社会的背景を持つ市民とコミュニケーションをはかりました。候補者や政治についてとても詳しい方から、ほとんど知らない方まで多種多様でした。そんな方々の1票が重なって、民主主義が成立していることを投票所の現場で体感して感慨深いものがありました。また、選挙管理委員会の方をはじめ、選挙にはさまざまな人が携わっていることを知ることができたのも収穫でした。
  • 派遣会社からのサポートと今後への展望:勤務時間が仕事を終えたら、タブレットや腕章など機材は派遣会社に宅急便で発送して仕事は終了です。

終章: 選挙出口調査バイト、そしてこれから

派遣会社からはそれ以降、選挙出口調査バイトの仕事があるときにメールで連絡をいただくようになりました。とても有意義な経験だったので、また機会を見つけて参加してみたいと思っています。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました