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私は今までいろいろなアルバイトをやってきましたが、仕事が楽で印象深かったアルバイトとして「バスアンケート配布回収調査員のアルバイト」を思い出します。
バスアンケート調査って何をするの?
「バスアンケート調査」とは、乗客の乗車区間や満足度を定期的に調べることで、今後のサービス向上につなげていこうというものです。
バスアンケート配布回収を行う調査員は単発のアルバイトとして調査会社や派遣会社がほんの時々募集しています。
私は10回ほど、このバスアンケート調査員バイトをやりました。調査場所によりますが、大抵は前日の深夜に集合し、マイクロバスでまとまってバス営業所へ向かうというケースが多かったです。
朝5時になるとマイクロバスを降り、2人1組になって、アンケートが入った封筒を片手に指定された路線バスに乗り込み。
1人が入り口付近でアンケートを配布し、もう1人が、料金箱の後ろ辺りに立ってアンケートを回収する役割を担います。
アンケートは記入式ではなく アンケートに折り目をつけて回答するタイプ。ですから揺れるバス車内でも楽々回答することができます。
路線バスではほぼ毎年、アンケートが実施されています。それだけに、毎日のように路線バスを利用するお客さんたちは、皆その存在を知っていました。
「今年もやってるんですね。ご苦労さま」みたいに喜んで協力してくれる人がほとんどでした。
アンケートを配る役割の人は、「バスアンケートを実施しています。ご協力よろしくお願いします」と乗客に声をかけてアンケートを配布(あるいは状況に応じてお客さんの座席まで移動して配布)。
一方、アンケートを回収する役割の人はアンケートを受け取って「ご協力ありがとうございました」と御礼を言います。
いずれにしても、とても楽で簡単な作業です。
バスアンケート配布回収調査は意外と楽しい!
ちなみに私はバスに乗るのが大好き。休みの日はバスを使ってあちこち旅行をするほどです。
ですから、路線バスにたくさん乗ってお金までもらえるというのは、非常にうれしいことでした。
中にはおしゃべり好きなお客さんもいて、そんな人々と少し世間話しながら時間を過ごすというのも情緒がありました
バスアンケート配布回収調査は休憩時間が多く体力的にも意外とラク!
なお、昼間や夜遅くは乗客が一人も乗っていない区間も多々ありました。
そんなときは、バスアンケート配布回収調査員は、バスドライバーに許可を得て着席できるようになっていました。
そんな時間は単なる乗客と何変わりありません。車窓風景をボーっと眺めながらまさしくバス旅行をしているようなものでした。
バスアンケート調査は、早朝から夜遅くまで続きます。
一見すると拘束時間が長くて大変な仕事だと思われがちですが、休憩が非常に多かったです。
路線バスは営業所を出発して終点までいけばその近くの営業所でしばらく待機します。営業所では、バスドライバーもバスアンケート配布回収調査員も折り返しのバス出発時間まで休憩になります。
田舎の路線の場合、バスの本数が少ないだけに、バスを降車するごとに2~3時間休憩というのもザラでした。
例えば12時に営業所に着いた場合、「次のバスは14時30分出発ね」みたいな感じです。
休憩時間は何をしても自由なので、近くの飲食店で昼食を食べてきたり、相方のアルバイトとおしゃべりをしたりして過ごしていました。
同じ路線を何度か往復し、最終便がバス営業所に戻ればその日のアルバイトは終了となります。
調査が終了すると調査会社のスタッフより日給が支給されました。その楽な仕事内容から考えると日給は結構割りが良かったです。
まとめ
以上のように、バスアンケート配布回収調査員バイトは、バス好きの私にとっては思い出に残る楽なアルバイトでした。
また、アンケートを配布(または回収)するだけなので、誰にでもできる簡単な仕事という点も楽でした。
ただ、バスに乗り込んでいる時間は基本的に立ち仕事ですし、バス酔いをする人にとっては過酷な仕事になる可能性もあると考えられます。
その意味においては向き不向きが大きく分かれるアルバイトだと思います。
(楽なアルバイトの体験談 30代男性)
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