私が大学生時代にやっていたアルバイトのなかで楽なアルバイトだと思ったのは、個人経営の居酒屋でのアルバイトです。居酒屋バイトと言えば、酔っぱらいのお客さんたちがどんちゃん騒ぎする大変な仕事だというイメージを持っている人が多いと思いますが、その個人経営の居酒屋はいろんな意味でラクでした。時給は、900円、勤務時間は、19時~23時半でした。
たまたま店主が穏やかな人であったというのも大きいかもしれませんが、その居酒屋ではあまり細々した規則がありませんでした。もちろん仕事にミスがあってはいけませんが、髪の色は黒でなければいけない、ピアスは禁止みたいな細かいルールは設けられていませんでした。当時大学生でオシャレをしたい年代だった自分にとってそれはありがたいことでしたね。
上下関係の厳しさも全くなく、同じくアルバイトをしているアルバイトスタッフたちは大学生が多く、学生のノリの延長みたいな感じで働いていました。皆仲が良く、新年会や誕生日会、店外ではボーリング大会、カラオケ大会と、大学のサークルみたいな雰囲気でした。
一方、店主は自分のお店ということもあり、店内を自分の思う様にしばしば改装していました。レンガ調の壁にしたりアンティークな装飾品を展示したり。その結果、居酒屋でありながら、きれいでおしゃれな雰囲気が醸し出されていました。そんな居酒屋だったので、良い意味で居酒屋らしくなく、お客さんは明るく気さくな女性が多かったですね。飲み過ぎて酔いつぶれるようなお客さんはほぼ皆無でした。
また、その個人経営の居酒屋では覚えることが少ないというのも、当時大学生バイトだった私としては助かりました。なんと、お通しと数点のツマミ以外は、決まったメニューが特になかったのです。では、どのように料理を提供するかというと、その日仕入れた食材や、お客さんと店主の話の中から料理を決めるというスタイルだったのです。
例えば、鳥メインか豚メインかあるいは野菜メインかをまず決めてもらって、あとは店主の裁量でその日に仕入れた鮮度の良い食材をつかった料理が提供されるようになっていました。品の量で金額が決まっておりリーズナブルな料金設定だったので、学生客たちからも喜ばれていました。自由度が高く、まるで親戚の集まりの様なアットホーム雰囲気の良いな居酒屋でした。
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当時大学生バイトだった私は、社会に出る前にそんな居心地の良い仕事場でアルバイトをでき本当に良かったと感じています。学生バイトにとっても和気あいあいとでき働きやすく、お客さんにとっても居心地良い空間を体感できたからです。今は、そのお店のような素敵な居酒屋をいつか自分でもオープンできるよう、飲食業界の仕事を頑張っています。
(大学生時代の楽なアルバイトの体験談 30代男性)
おしゃれな個人経営の居酒屋バイトの体験
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