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私は現在30代の主婦です。女子大に通っていたときに、いろいろなアルバイトを経験してきましたが、その中で特に楽なアルバイトだと思ったのが ダンススタジオでの受付バイトです。
私がアルバイトをしていた個人経営の某ダンススタジオではダンス講師と契約してスタジオ貸切業務をしていました。
ダンスでは社交ダンス、サルサダンス、クラッシックバレエ、フォークダンス、モダンダンス、ジャズダンス・・など色々なダンスがありました。
私達アルバイトスタッフがする仕事は、スケジュールに合わせてスタジオ内を心地よく作っていただけるように管理するというものでした。
出勤するとまずはスタジオ内を簡単に掃除することから始めます。モップをかけたり、ホワイトボードを綺麗に消したり。ただ、出勤するたびに掃除をしているので本当に形程度です。
後は各レッスンが始まる前に照明をつけたりエアコンのスイッチを付けたりして点検をします。
講師の先生がやってくると 変更点や今後の予定などがあればお伝えするようにします。その後は完全にお任せという感じです。
私たち受付スタッフは講師の先生とコミュニケーションをはかることはあっても、基本的に生徒さんとは直接的に交流することはありません。
月謝などは講師と生徒さん同士でやり取りが行われるからです。
もちろんすれ違ったりしたときは挨拶はしますがその程度です、講師の先生からは使用料を頂戴するわけですが、こちらは月払い(1時間あたりの使用料×使った時間数)で、領収書を発行するということは業務のひとつでした。
各日、予定していたダンスレッスンが全て終了すると照明を消して鍵を閉め終了です。
私がそんなダンススタジオでの受付バイトをなぜ楽な仕事だと思ったかと言うと、ダンスのレッスンが行われている間はとにかく暇だったからです。
スタジオのホームページを更新したりチラシの作成をしたりとやることはあるにはありましたが、大抵は毎回1時間以上は手持無沙汰になっていました。
暇つぶしのために携帯電話をいじったり本を読んだり、時には資格試験の勉強をしたりと自由に過ごしていたものです。
オーナーは時々顔を出されていましたが、 ダンススタジオの他に飲食店や会社も経営されていたので、ほんの時々でした。
また、「やることなくなったら自由に過ごしてくれていいから」という風に事前に言ってくれていたので、隠れて内職をする必要もありませんでした。
時給こそ800円とそこそこの金額でしたけれども、勤務時間に自分の好きなことをして自由に過ごせるというのは、なんともお得で楽なアルバイトだなあと思いました。
ただ難点は常にスタジオに予約が入るとは限らないので、バイトのために予定を開けていても「明日は予約0だからバイトはありません」みたいなことも結構ありました。
ですから私はそれ以外にも短期のアルバイトをしながら生計をたてていました。ただ短期のアルバイトなど含めてもこのダンススタジオでのアルバイトが断トツで楽だったということは言うまでもありません。
体力的にも楽でしたし精神的にも楽で、言うことなしでしたね。自分の自由に過ごすことができたというのはありえないほど楽なアルバイトだったと思います。
また日ごろからダンスにふれているわけですから、ダンス講師の方々とコミュニケーションをとることができるというのも貴重な体験でした。
社交ダンスには生徒としてレッスンに参加して踊ったことも。今になってみたら 思い出に残る良い体験でしたし、そういう機会に恵まれたのはダンススタジオでのアルバイトをしたからこそだったと思います。
結局私は大学4年間そのダンススタジオでアルバイトを続けました。それだけこのアルバイトを気に入っていたからです
(楽なアルバイトの体験談 30代女性)
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