リゾートバイトがきっかけでホテル業界に就職(正社員 20代男性)

リゾートバイト体験談
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私は現在、東京都内にある某シティホテルで働いています。主にウエディングを担当しているのですが、ホテルで働くきっかけとなったのは大学時代に経験したリゾートバイトでした。

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当時大学3年生だった私はとにかく貧乏な学生でした。電気代やガス代をいかに節約するかばかり考える日々。クーラー代を浮かすために真夏は扇風機のみで過ごし、ガス代を浮かすために、お風呂を水風呂で我慢して入ってこともあったほど。食事については、ひと袋26円のそばともやし19円にそばつゆをかけて済ますというのを繰り返していました。

そんなとき、父が経営していた会社が倒産し仕送りが一切できないという状況に。急遽、自分一人の力で学費を工面しないといけない状況になりました。どうにでもなれ!という気持ちで応募したのがリゾートバイトでした。

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私が数ある求人のなかでどうしてリゾートバイトを選んだのかというと、生活費がかからないという点。あとはまとまった日数で働けて給料が早く振り込まれる点も気に入りました。

とはいえ、ネットで調べると、リゾートバイトはかなりキツイ仕事が多いという書き込みが多く見つかりました。とはいえ、学費納入期限までそう猶予がありません。奴隷のようにこき使われることを覚悟して1か月間のリゾートバイトに北海道へ出向きました。

私が派遣されたリゾートホテルは、北海道の有名温泉地にあるリゾートホテルでした。私は主にフロント業務と館内清掃を行いました。フロント業務では予約のチェック、朝食や夕食の確認、宅急便の受付など行いました。これらはフロント業務のごく一部だったのですが覚えることがたくさんあって最初のうちは大変でした。

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しかし数日たつと少しづつ仕事内容を把握できるようになりました。非常に助かったのは社員さんたちがリゾートバイトできている大学生たちを丁寧に指導してくれたこと。

社会人経験の長い社員さんたちからしたら、ネクタイの結び方すらもおぼつかない大学生たちの仕事ぶりは物足りないと映ったに違いありません。しかし、ミスしても一切怒ることなく丁寧に指導してくれたのが印象的でした。

また、オフの日以外は3食が無料で支給。寮での宿泊費や光熱費もすべて無料と私にとってはありがたいことばかりでした。また、シティホテルというゴージャスな空間で働けるというのも大きな喜びでした。

アルバイト仲間も面白い人が多かったです。わざわざ住み慣れた地を離れて見ず知らずの地で1か月~数か月もアルバイトをするわけですから、目的意識の強い人がほとんどでした。例えば、リゾートバイトで貯めたお金でアジアを放浪している人、音楽活動をしていてCD発売を目指している人、いろんな地を転々としながら創作活動をしている人など。

そういった個性的なアルバイト仲間と夜な夜な将来の夢を語り合ったことも良い想い出になりました。

あと私がそのリゾートホテルでの仕事に喜びを感じたのは、語学を生かせたということ。大学では外国語学部に在籍していたということもあり、流暢にとまではいきませんが、日常的な英会話くらいはできました。それが意外と重宝されました。

このリゾートバイトに参加するまでは英語を生かせるとは全く思ってもいなかったのですが。

「君、ホテル業界向いてるよ。これから外国人観光客も増えていくだろうし、語学も生かせる仕事だよ」と言われました。

もちろんお世辞もあったのでしょうが、その時私は、ホテル業界で将来働きたいなとひとつの目標が生まれました。
そして就職活動ではホテル業界に絞って応募しました。そして幸いなことに現職であるシティホテルに正社員として就職が決まりました。

就職してから5年ほどの歳月が流れます。正社員となると任される仕事ひとつひとつに大きな責任がかかりますし、辛いこと少なくありません。しかしそれよりも喜びの方が大きくホテル業界に進んで本当に良かったと感じています。

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また、あのリゾートバイトで知り合ったバイト仲間がホテルに泊まりに来てくれたときは本当にうれしかったです。

今考えてみると、あのリゾートバイトが現在の私につながっています。思い切ってバイトに参加して良かったなと思います。

  (リゾートバイトの体験談 20代男性)

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