派遣薬剤師という働き方が私に合っていると思った理由(薬剤師の転職体験談 40代女性)

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薬剤師にもいろいろな働き方があります。私が選んだのは派遣薬剤師としての働き方でした。

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世間では派遣社員というとマイナスイメージで捉えられることが少なくありません。ただ私にとって派遣薬剤師としての働き方はとても合っていると感じています。

薬科大を卒業後は新卒で調剤薬局に正社員として入社しました。その調剤薬局で約7年勤務してから結婚を契機に退職。

子育てがひと段落してから再び薬剤師の仕事に戻りたいと思うようになり転職を決意しました。転職活動をするなかで最初は正社員の仕事を探していたのですが、1か月ほど転職活動をしてその道はやめることにshました。

というのは正社員の場合、どうしても家事との両立をしにくいだろうという結論に達したからです。一番ネックになるのは残業があった場合です。残業が嫌なら法的には断れるのでしょうが、薬剤師の仕事は何よりチームワークが大切。良好な人間関係を維持していくためには、それぞれのポジションで他のスタッフと助け合っていくという姿勢が重要であるということを前職では身をもって体感してきました。

ですから、正社員として働く場合、残業があることを前提で入社しなければいけないと思いました。前職で残業のことを思い起こすと、処方箋の数が多い日には夜の8時や9時になってようやく仕事から解放されるなんてこともよくあったものです。

それでは家事を十分にこなしていけるとは思えませんでした。

そんな悩みを抱えていることを元同僚にしたところ「派遣はどうかな?」と提案されました。

それまで派遣社員としての働き方は視野に入れていませんでしたが、インターネットで調べてみるといろいろ情報が得られました。そして薬剤師の派遣を行っている派遣会社に登録しました。

派遣会社ではコーディネーターさんが私の生活スタイルにあいそうな派遣先を紹介してくれました。書類選考と面接を経て無事に採用。

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前職とは違う調剤薬局で働くことになりました。派遣社員という立場ですが、仕事内容やかかる重責はさほど変わりません。大病院の前にある調剤薬局ということもあって、忙しさはむしろ前職よりも増したような気がします。

ただ、精神的には正社員時代と比べてぐっとラクになりました。契約上、あくまでも派遣社員は外部の人間にすぎず、残業は基本的に考えなくてよくなったからです。

予定していた分量以上の仕事が発生したときは、契約外ということになり、派遣社員はその分は基本的に請け負わなくていいという立場でした。

というより、残業をする場合、調剤薬局は高い残業代を支払われなければならないため、逆に勝手に居残っていると迷惑をかけてしまうのです。

ですから、処方箋がとても多い日であっても15時になったらきっちりと帰るというのが生活スタイルとなっています。薬局を出てスーパーに買い物に行き、晩御飯をつくって主人と子供の帰りを待つというベストな生活スタイルを確立することができています。また、土日祝ほか休みもきっちりと指定されているので仕事のことを一切気にせず家族でのびのびキャンピング旅行になんてこともできています。

以上、私にとって派遣薬剤師という働きかたが合っていると感じた理由でした。

 (薬剤師の転職体験談 40代女性)

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