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私が今までやったバイトのなかで、一番暇で楽だと感じたのは、クリーニング屋で受付をするバイトです。
勤務は平日夜の2~3時間、休日は終日5~8時間でシフト制による勤務でした。クリーニング店の業務内容は以下のようなものがありました。
・クリーニング用品の預かり業務。(レジ打ち)
・預かった衣類の点検(穴あき、ほつれ、しみ、ポケット)
・預かった衣類の仕分け(水洗い、ネット洗い、ドライ)
・預かった衣類へのタグ付け
・洗いあがった衣類の点検(全て揃っているか、汚れは落ちているか)
・引き取り対応
・引き取りがない衣類について、持ち主への電話連絡
季節の変わり目には、コートやニットなどの衣類を持ち込まれるお客様もいらっしゃいましたが、通常はスーツ、ネクタイ、Yシャツとほぼ預かるものが決まっていました。
また、たいていは預かり・引き取りは金曜日の夜か週末と決まっていたので、それ以外の平日となると、ほぼお客様はいらっしゃらない状況になっていました。
来客がない時間は引き取り期限が過ぎている衣類について、顧客への電話連絡を行います。
その次に、掃除。備品のチェックです。いずれも一度覚えてしまえば簡単な作業で、難しい知識や技術は一切不要です。
その仕事内容を漢字一文字であらわすと、ずばり「暇」でした。
私は当時、高校生でした。平日夜と週末のみこのクリーニング店でバイトをしていたのですが、その勤務時間帯もさらに仕事を楽にさせていました。
というのは、平日夜は既に顧客への電話連絡、掃除、備品チェック等、昼に働くパートさんがすべてやってしまっていたからです。
となると、私はというと、連絡のつかなかった顧客への電話連絡のみすればいいという感じになっていました。
そのクリーニング店は、仕事内容以前に、のきなみお客様の数が少なかったです。
来客は1時間に数組程度。行列ができることはまずありませんでした。1組あたり5分程度で対応が終わってしまうので、例えば3時間勤務の日の場合、2時間くらいはやることがなく暇になっていました。
閉店時間まで勤務する日は、最後の15分はまず来客はまずありません。仮にあったとしても引き取りのみのため閉店時間にはほぼ締め作業が完了。あとはシャッターを閉めて終わりといった感じでした。
ただ、午前11時迄の受け取りで当日仕上げの店舗だったので、週末の午前中は忙しい時間もありました。
その時ばかりはさすがに素早く作業をせねばなりませんでしたが、そんな日でも午後は暇になっていたので、やはり全体としては「暇」でした。
来客がない時間帯は、とにかくやる仕事がなくて暇な時間を持て余してしまっていました。
そんな暇な時間は椅子に座っても良いことになっていたので、椅子に座り、レジの影でひたすら受験勉強をしていました。
宿題・テスト勉強・受験勉強と当時高校生だった私はいろいろやることがあり、暇な時間を有効活用できていたように思います。
ただ、一緒に働いていたパートさんはやることがなく、いつも退屈そうにしていましたね。看板や季節の飾りを画用紙でしょっちゅう作り直していたのを思い出します。
以上のように、クリーニング店でのアルバイトはとにかく暇で楽な仕事でした。
しかも時給は850円と当時としてはなかなか良い時給でした。機会があればぜひまたやってみたいアルバイトです。
(楽なバイトの体験談 20代女性)
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