出口調査コールスタッフバイト体験談

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私は以前、冬に行われた国政選挙で出口調査コールスタッフのアルバイトをしたことがあります。
出口調査といっても、選挙投票所で有権者から聞き取り調査をする仕事内容ではありません。選挙の出口調査の業務を受託している派遣会社のコールセンターで待機し、選挙投票所の付近で出口調査を行ってるスタッフからの電話連絡を受けてシステムに入力する仕事です。
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選挙投票所のスタッフが、1か所ごとに20件ぐらいづつアンケートを取るので、その結果を電話で聞き取り入力するのが私たちの仕事でした。データは即座に新聞社に送られ、インターネットやテレビで流れるという仕組みになっていました。私がその出口調査コールスタッフのアルバイトをしたのは選挙当日だけで朝から夜20時ごろまでの勤務でした。
選挙の数日前、研修がありまず仕事の流れを習いました。専用のシステムを使うので、それを覚えるのは機械音痴の私には少し時間がかかり大変でした。ただ実際現場に入ってしまうと、イヤでも慣れました。
選挙当日は、早い人なら朝5時や6時から、遅い人は10時から出勤して現場で待機します。私達出口調査コールスタッフのアルバイトたちは担当エリアごとに分けられ、電話を取り始めました。コールセンターといっても出口調査コールスタッフはお客様と電話するわけではないので、それほど難しい仕事ではありませんでした。また、入力もテンキーのみなので、簡単でした。ですので、わたしも含めコールセンター経験のない人も多かったです。
電話の本数は非常に多かったです。各調査地点から随時報告が入ってくるからです。かなりの台数の電話がありましたが、ずっと鳴りっぱなしでした。とはいえ、分からないことがあれば、手を挙げればスタッフが来て教えてくれるので安心でした。
ちなみに選挙投票所付近で仕事をする出口調査スタッフはとても大変だったと聞きました。というのは、私たちがアルバイトをしたのは真冬の選挙だったからです。朝から晩まで凍えるような寒さの中、立ちっぱなしで有権者に聞き取り調査を行うわけですから、かなり厳しいものだと想像できました。また携帯電話は自分持ちで、途中で充電も出来ないので、選挙当日は不要不急のメールや通話は控えるように指示されていたとのこと。そんな自由度のなさも大変だなと思いました
一方、コールセンターにいる出口調査コールスタッフのアルバイトの私たちは、そんな投票所スタッフを励ますことも仕事の一つだと言われていました。電話を取るたびに「頑張ってください」「あと少しですよ」と声掛けしていました。暖房の効いた空間で座り仕事だったので、(外でがんばっている人たちには申し訳なかったですが)快適で楽でしたね。
私が経験した出口調査コールスタッフのアルバイトもそうですが、選挙関連の仕事のメリットは、単発で働けるので都合をつけやすいことです。また、選挙の裏側も見られるので面白味もあります。一方、デメリットとしては、応援している候補者がいたとしても、仕事中に選挙速報が見られないことです。帰宅したころにはもう当落のほとんど決まってしまっている感じです。そんな意味で、選挙の結果に興味のある人には、あまり勧められない仕事だといえるかもしれません。
あと、開票作業のアルバイトスタッフは、接戦になった場合、終電がなくなることもあるようで、それも大変だと思いました。なにはともあれ、私の場合、出口調査コールスタッフのアルバイトは、一つの経験として思い出に残るものとなりました。興味のある方にはおすすめ出来るアルバイトです。
       (選挙関連のアルバイトの体験談 30代女性)

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