今までやってきたアルバイトの中で、体力的にも人間関係も楽な仕事だと思ったのは交通量調査バイトでした。交通量調査バイトの仕事内容は、車の台数を数えて記録していくというものです。秋を中心に単発バイトとして求人情報誌や求人情報サイトで募集がなされています。
交通量調査は朝7時~夜7時までの12時間調査で行われることが多いです。あるいは、翌朝7時までの24時間調査というケースもあります。電話またはメールで応募し採用枠が埋まってなければ仕事にありつけるのですが、人気バイトのため、数時間であっという間に枠が埋まってしまいます。ですから、求人情報を見つけ次第できるだけ早く応募するのがコツです。
採用枠が空いていたら大抵は2時間ほどの説明会に参加して、数日後の交通量調査の当日を迎えるということになります。説明会では車の台数を数えるカウンターの使い方や領収書の書き方など学びますが、難しい知識は一切ないといっていいでしょう。
交通量調査バイト当日は、調査開始時間の1時間前に指定された駅前集合といったケースが多いです。あるいは、他の都道府県など遠隔地での調査の場合は、前日の深夜に集合してマイクロバスでまとまって現場へ移動といったケースもあります。
交通量調査の仕事内容は、とても簡単で誰でもできる作業だといっても過言でないでしょう。指示される方向に走っていく車の台数を、カウンターでひたすらカウント。1時間ごとに記録用紙にその数値を転記するだけです。車に関しては、乗用車、トラック、バスなどいくつかの車種ごとに分類しながら数えていきます。
作業は、道路脇の歩道の隅にパイプ椅子を置きそこに腰かけて行います。立ち仕事と違って足腰が疲れることもありません。また、ひとりで作業をするだけに人間関係も楽です。居眠りせず真面目に車の台数を数えさせしていれば、誰かに叱られる心配もありません。ただ、冬場や夏場はその気候条件からきついバイトと化すケースもあります。特に真冬の場合、防寒具を徹底しておく必要があるでしょう。
交通量調査バイトは12時間調査(あるいは24時間調査)ということで、拘束時間は長いと感じる人も少なくないようです。ただ、実質的な労働時間はその3分の2です。というのは、数名の調査員と交代しながら休憩をとっていき、2時間調査をしたら1時間休憩というサイクルで仕事をまわしているからです。交代するときには他の調査員に簡単な引継ぎを行いますが、特に込み入った会話をする必要はありません。調査員同士に上限関係もありませんし、こちらも人間関係が楽です。
調査が終われば、後片付けをして現場監督から日給が支給されます。12時間調査の場合、日給は交通費込み8000円~11000円ほど。その楽な仕事内容からすると随分割りが良く、それも交通量調査バイトの人気につながっていると思います。
(人間関係が楽なアルバイトの体験談 30代男性)
体力的にも楽で人気の交通量調査バイト
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