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転職には直感も大切・・転職を後悔した話(30代女性)





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転職失敗談
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転職して良い方向に進めばよいのでしょうが、私の場合、残念ながら転職したことを後悔してしまうような経験がありました。

大学を卒業して新卒である企業で事務系の仕事をしていましたが、業績の悪化から事務所が閉鎖され退職することになりました。会社を辞めた後は、転職活動をしました。

そんななか、転職情報サイトを調べていくと条件がよくて気になった会社があり応募しました。

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採用試験の際に会社見学があり、職場の様子を見るチャンスがありました。

そこで、なぜか暗い雰囲気を感じました。

「もし、ここで働くようになったら自分はちゃんと出来るのか?」とふと不安に思ったことを覚えています。

ですから面接を受けたその日に辞退の連絡をしようか正直悩んでいました。

ただ、転職活動に行き詰まっていた中での採用試験だったこともありチャンスを逃してはいけないと思い、とりあえず辞退せず結果を待ちました。

数日経って「採用」の連絡を貰いました。

会社見学のとき感じた会社の雰囲気は気になっていましたが、転職活動がうまくいっていなかっただけに、いざ採用を貰うと嬉しいものです。「お願いします」とすぐに承諾し、入社することになりました。

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しかし、大体、直感はあたるものです。社内の暗い雰囲気というのは実際に入社してからも変わるこはありませんでした。いろんな面において働く上での環境がとても悪かったです。

例えば、フロアの掃除が行き届いていなかったり、お手洗いが汚かったり、上司をはじめ社員たちの顔色が悪かったり、電話応対時もガチャ切りをしてしまうくらいイライラしている人が多かったり・・

そんな嫌な感じの社風でしたから、勤務初日から私は大きな不安を抱えることになりました。

不安を感じるというと、上司や先輩との人間関係についても同じくでした。

転職後間もないころは右も左も分からない状態であるわけです。ある日、電話を受けたものの答えられなかったので少し保留をして他の人に教えてもらおうと伺いました。

すると、「私は貴方の先生では無いので○○さんに聞いて」という回答が返ってきました。

そこで○○さんに聞いたら「××さんに聞いて」とたらい回しにされ、保留時間が長くなり先方を待たせてしまいました。

電話の主からは怒られるわ、なぜ教えてくれないのかという怒りでいっぱいになりました。その経験から、こんな会社に転職したことを心の底から後悔しました。

以前いた職場は部署が無くなることによるリストラだったのでどうにもなりませんでした。ただ、人間関係も仕事内容も社風も良好だったので、そんな前職場と比べる日々が続きました。

仕事のやり方を教えてくれないこと以外にも、備品を貸して欲しいときに投げて渡されケガしたこともありました。ハサミやカッターが投げられた際はさすがに恐怖を感じたものです。

刃物を投げて渡すなんて非常識すぎると怒りや不満がますます強くなりました。ブラックな職場に転職してしまったなと毎日憂鬱な気持ちで出勤していたものです。

それから1か月後、私はその会社を退職しました。

今ではこういった職場もあったなとある意味勉強になったと思えましたが、その当時の私は、毎日が悩みの連続でした。恐怖に包まれ、職場に着くと体調が悪くなっていたものです。

退職届を出すとき、まだ試用期間中だったこともあり、あっさりと退職手続きが終わり離れることができました。

今から考えると、直感的に「嫌だな」と感じた職場には何かあると思っていたほうがいいと思います。

後悔しない転職のためにも、勤務条件だけではなく直感も大切にすることが重要だと痛感しました。

  (転職の失敗体験談 30代女性)

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