IT関連企業への転職。転職活動を通して私は成長できた(40代男性)

転職の成功体験談
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私は現在40代の都内在住の男性です。国立大学を卒業してからデータ管理会社に新卒で入社しました。その会社では主にシステム開発や顧客データの管理などに携わっていました。

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34歳の時、職場の営業先で知り合った女性と結婚。二児の子供にも恵まれました。

ところがちょうど子供が小学校に上がる41歳の時、勤めていた会社の営業所が閉鎖し、半ばリストラに近い形で会社を辞めることになりました。 とはいえ、当時の私は貯金がまだあるから大丈夫だという風に気楽に考えていました。

ところが転職活動というのはなかなか難しいものです。 新卒の時は大学の OB やゼミの教授にお世話になり、すんなりと就職先が決まりました。しかし転職活動はなかなかうまくいきませんでした。

まず名の知れたような会社ならとにかく応募者が殺到します。二十代三十代の若手もたくさん応募してきます。ですから、40代の若くもない者を好き好んで採用する企業などそうそうあるものでもありません。

履歴書を送っても送ってもなかなか面接にたどり着けないという事態になり面接を受けても一次面接で不採用になるということが続きました。

転職活動を始めた当初は余裕をかましていたのですが、3ヶ月経過しても1社からも採用通知をもらえないとなるとさすがに焦り始めました。

なんせ子供も育ち盛りですし、マイホームをローンで購入していただけにその支払でどんどん貯金額は減っていたのです。

このままではいけないと思い、夜はシティホテルにて皿洗いのアルバイトをしたり、あるいは夜勤で警備員のアルバイトをしたりするようになりました。

と言ってもそれだけでは家族を養えるだけの給料もらえるはずもなく、どんどん精神的に追い詰められていきました。

私が志望していたのは、 マスコミまたはIT 大手企業でした。しかしなかなか採用には至らず 日数だけが経過して行きました。

そんな時たまたまインターネットを調べていて転職エージェントの存在を知りました。

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それまで転職エージェントは名前こそ知っていたのですがどのような仕組みになっているかよくわからずにいました。

きっとお金がたくさんかかるんじゃないかなという風にイメージしていたのです。ところがいざ登録してみると登録料も使用量も全くかからず、担当者が転職のお世話を色々してくれました。

具体的には、私が希望するマスコミまたは IT 関連企業の中で希望する年収や勤務地から該当する企業の求人を担当者が探してきてくれることです。

転職エージェント登録前は、私は新聞の求人広告や転職サイト、転職雑誌などで求人を自分で調べていたのですが、その手間を大きく省くことができました。

今から考えると転職エージェントの担当者が優秀だったので非常に運が良かったのだと思います。しかも、その担当者は元 it 関連企業社員だったんどえ、私が志望する業界について精通していました。

ですから履歴書の書き方から面接を通過するコツなど色々とアドバイスしてくれて非常に参考になりました。

転職エージェントに登録してから1ヶ月半ぐらいしたときでしょうか。私が希望する条件にぴったりの it 関連企業が見つかり面接を受けることになりました。

家族のためにもなんとしてでも内定をゲットしたいという気持ちでかなり気合が入っていたことを思い出します。

ちなみに転職エージェントの担当者のアドバイスは、前職で培ったことを応募先の企業にどのように活かしたいかを具体的に述べることでした。

そこで、転職したら、データを管理するアプリを開発して社会のために尽くしたいという風なスタンスで、具体的なプランを自分で作って面接でプレゼンをするように話しました。

また、焦っていることや暗い気持ちを出してはいけないと思い、明るい表情を作ることも意識しました。

それが功を成したのか、面接官も非常に興味深く私の話を聞いてくれて、 採用の通知をいただくことができました。私の転職活動は終了した瞬間でした。

転職先の会社は、給与面では前職よりも若干劣るものの、家族を支えていくためには十分な金額でした。

今から考えると転職エージェントに登録したのが本当に良かったと思っています。

求人を探してくれたり面接の日取りを調整してくれたりといったこともそうなのですが、私の場合、担当者からのアドバイスが非常に参考になりました。

おそらく一人で転職活動していたら自分の足りないところがわからずに、不採用通知の山を延々と築いていたに違いはありません。

やはり転職活動にはコツやノウハウがあるのです。本を読んだりして自分で勉強するのも一つの手かもしれませんが、志望する業界によって求められていることも違っています。

ですからやはり転職業界に精通した人にアドバイスを受けるのが一番だと思いました。 私の場合 it 関連企業というある意味特殊な分野での転職目指していただけに、それに特化したアドバイスを聞けたのは非常に大きかったと思います。

現在は、その時採用になった都内の大手 IT 企業で働いています。仕事のやりがいとしては、自分が開発した製品が世に出るときとても嬉しいこと。大げさかもしれませんが、自分のした仕事がIT業界に新しい歴史をつくっていると思うと、やりがいを感じずにはいられません。

あと、 it 企業は新しいものをどんどん取り入れていく姿勢があるので、中途採用であってもそれぞれの意見が重んじられるということです。

これがもし古い体質の会社ならば、経験の浅い社員の意見などなかなか聞いてくれもしなかったに違いありません。

40代の転職ということもあり直属の上司は37歳と私よりも3歳年下です。

最初のうちは年下からタメ口で指示されることに違和感を感じプライドも傷つきました。

しかしそれも数日したらすっかり慣れてしまいました。また、仕事に慣れていくと最初は敬遠がちだった人も私に話しかけてくれるようになり、現在ではすっかり職場に溶け込んでいます。

転職先が決まった人は、色々不安を覚えたりするものだと思いますけれども、年齢が何歳であろうと新人の気持ちで謙虚に先輩方と接したら、色々教えてくれるもの。時間の経過とともに、職場に溶け込んで行けるのではないかと思います。

転職活動を通して得たものは、自分について色々と考える機会を得たということだと思います。

私の場合、前職では、給料を得るための手段としか仕事について考えていませんでした。ですからはっきりと言ってやりがいというものは感じることがほとんどなく、勤務時間中も早く家に帰ることばかり考えていたことを思い出します。

ただ転職活動の厳しさを感じる中で、本当に自分がやってみたい仕事とはないなのか、どういったことで社会に貢献できるのかということを真剣に考えるようになりました。

真剣に考えなければなかなか採用にこぎつけないということがあったからです。

ある意味、追い詰められながら自分自身と向き合ってきたわけですけれども、今から思えば非常に価値のある時間だったのではないかと思います。

もちろんそれは転職先が決まったからというのもあるのですけれども、人間追い詰められた時に火事場のクソ力が出るといいますか、自分自身のことを真剣に考えるものだと思うのです。

転職活動をしていると言うと世間の人はあまり良い目で見ないかもしれません。

ましてや40代にもなって定職がなく転職活動しては不採用通知の山となると、 やはり周囲の人間たちは白い目で見るものです。

しかし人生は長くどんなチャンスや可能性があるか分かりません。ですから転職活動をしている方はそれに自信を持っていただきたいと思います。

少なくとも私の場合転職活動に大きな意味があり成長できたと思うのです。転職活動はしんどかったですが、やって本当に良かったと思います。

(転職活動の体験談 40代男性)

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