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公務員を辞めて予備校講師に転職した私(30代男性)





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私は新卒で役場の公務員として働いていました。公務員なった理由は給料が安定していて結婚にも有利だと言われているからです。しかし実際に公務員となって役場で働き始めてみると、そのあまりの暇さに驚きました。

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地方の町役場ということもあるのでしょうけれども、とにかく暇な仕事でした。もちろん書類の作成や住民さんとの対応などやるべきことあるのですけれども、仕事をしているというよりは休憩しているという感じの仕事でした。ですからこっそりネットサーフィンをしているような職員も少なくなかったと思います。

当時20代だと私はそれにうんざりとしてしまいました。立派な上司もいましたけれども、大体は仕事が安定していて給料のために働いているという感じで、何か新しいものを生みだそうという風な空気感にはありませんでした。

もちろん家族の反対の声もありましたが、私は民間の企業で働いてもっと何かに挑戦したいと思い公務員の仕事辞めました。

公務員の仕事を退職してからは転職エージェントに登録しました。転職エージェントに登録しておくと、自分に合った求人情報を、転職エージェントの方が知らせてくれます。本来自分でハローワークに足を運んだりして求人情報を集めなければならない手間が省けるわけです。

そんな意味で転職エージェントとは非常にありがたい存在だな と思いました。

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そんな中、予備校講師の求人があるけどどうか?と担当者から話が来ました。というのは私は大学時代は塾講師をやっていた時期があり子供達を教えるということに関心があることを担当者に話したことがあったのです。

私はやってみたいという思いを担当者に伝え、履歴書職歴書を準備して面接の日を決めてもらいました。面接では私がどうして公務員を辞めたのかという質問から始まり、これまで教えた経験、私の長所やこれからやってみたいことなどについて聞かれました。

それから約一週間後、転職エージェントから電話かかってきて無事に採用になったことが告げられました。

現在私はとある予備校の講師として日々教壇に立っています。公務員時代の時のような暇を持て余すようなこともなく、とにかく忙しい毎日です。

私はそんな日々に大変満足してやりがいを感じています。生徒たちはまた高いお金を払って予備校に来てくれているわけですから何としてでも成績を上げたいという責任感を感じています。

予備校講師は教壇に立っていない時も仕事が色々あります。家に帰ったら次の日の授業準備をしなければいけませんし、よほどの人気講師でなければそう儲かる仕事でもないと思います。しかし転職をしてよかったと私は考えています。

やはり自分の持っている実力を発揮し日々挑戦していることで生きがいを感じられるからです。

(転職の体験談 30 代男性)

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