「何か楽なバイトはないかなあ」
そんなことを考えつついろんなアルバイトをしてきました。
なかには予想通り楽なバイトだったものもあるのですが、やってみて意外ときついと思ったアルバイトもありました。
そのひとつが、テープ起こしの在宅バイトです。
テープ起こしとは 講演やインタビューなど指定された音源を文字起こししていくというもの。
パソコンを使って音源を聴きながらひたすら文字に置き換えてきます。
きわめて単純な作業ですから「楽な仕事だろう」と最初思っていました。
ところが実際にやってみると割に合わない、意外ときついアルバイトだということがわかりました。
というのは、5分くらいを文字起こしするにもかなりの時間がかかってしまうのです。また、音源の中には聞き取りにくいものや早口であったり専門用語を多用しているようなものもあり・・。
何度も何度も聞き直しながら作業を行わざるを得ないというのが現実でした。
そういった作業に対応するために 巻き戻しをしたり音速を変えたりするようなソフトはあるのですが、それを使っても大変な作業でした。
具体的には あるときは、ほぼ休みなく作業して5時間ぐらいかかる音源を文字お越しして提示された金額は1200円でした。
時給にしたら時給240円ということになります。これだけ大変だったのに、たったこれだけ?と唖然としたものです。
「ラクに稼ぐ」ということを考えるなら、テープ起こしバイトはデメリットばかりしかないと思いました。
ただテープ起こしにはメリットもあるとは感じました。それはやインタビューなど文字起こしする中で勉強になるということ。
あとはPCさえあればできるバイトなので、在宅で家事の合間にですとか喫茶店でちょっと作業といったこともできるという点もメリットかと思います。
(意外と楽ではなかった在宅バイト体験談 30代女性)